みなさんこんにちは、にこやです。
人生は選択の連続だ、なんて言葉がありますよね。
- 「今日の朝ごはんは何にするか」
- 「仕事にはどの服を来ていこうか」
こんな些細な選択から、
- 「この契約は結んでもいいものか」
- 「今車を購入するべきか否か」
と大きな選択まで様々です。
こうした数多くの人生における選択を後悔しないものとするメソッドが、この本には書かれています。
「後悔しない超選択術」がオススメな人
- 普段から後悔することが多い人
- 後悔しない選択をし続けたい人
- 今は困っていないけど、いつか困ることになるかもと不安な人
これらに該当する方は、ぜひメンタリストDaiGoさん著書の「後悔しない超選択術」を手にとっていただきたいなと思います。
今回は、「本を買う前にちょっと内容を知りたいな」という方に向けて執筆していきますのでぜひ最後までお読みください!
本記事の内容
- 「後悔しない超選択術」とはどんな本?
- 【後悔しない超選択術】合理的な意思決定をしよう
2-1【後悔しない超選択術】5つの意思決定スタイル-あなたはどれ?-
2-2合理的な意思決定のためのトレーニング方法 - 【後悔しない超選択術】感情に振り回されないための3つの方法
3-1衝動や誘惑に勝てるよう自分ルールを決めよう
3-2「10-10-10」の考え方を利用しよう
3-3プランをたてるときは「超明確に」しよう - 「後悔しない超選択術」を読んだら行動が変わります
「後悔しない超選択術」とはどんな本?
メンタリストDaiGo著書の「後悔しない超選択術」は、2018年12月10に発行されました。
15個の参考文献を用いながら、知識~実践メソッドまで幅広く解説しています。
筆者は電子書籍(Kindle)で読みましたが、レイアウト・デザインが非常によく大変読みやすかったです。平易でわかりやすいたとえが多いのも特徴ですね。
それでは、早速内容についてみていきましょう。
【後悔しない超選択術】合理的な意思決定をしよう
本書では、後悔しない選択をするためには「合理的に意思決定をする」ことが大切だといいます。
5つの意思決定スタイル-あなたはどれ?-
意思決定スタイルには5つありますので、まずは自分がどれに当てはまるかを知りましょう。
5つの意思決定スタイル
- 合理的スタイル
- 直感的スタイル
- 依存的スタイル
- 回避的スタイル
- 自発的スタイル
それぞれ特徴を紹介します。
1.合理的スタイルの特徴
- 論理的に分析・比較し、合理的に選択する
- ちょっと時間がかかる
2.直感的スタイルの特徴
- データより自分の直感を重視する
- 意思決定は早いが、悩み始めると時間がかかる
3.依存的スタイルの特徴
- 他人に意見を求め選択していく
- 重要な選択になるほど、選択を人任せにする
4.回避的スタイルの特徴
- 選択を後回しにする
- 時間がかかり、優柔不断になりがち
5.自発的スタイルの特徴
- 選択スピードが速い
- 選択すること自体を重視するので、若干合理性には欠ける
あなたはどれに該当しましたか?
ちなみに、筆者は2番めの「直感的スタイル」でした。
メンタリストDaiGoさんのニコニコ生放送でとった統計でも、直感的スタイルが最も多いという結果になっていました。一番少なかったのは「回避的スタイル」です。
で、この中で理想的な意思決定が「合理的スタイル」だといいます。
合理的な意思決定のためのトレーニング方法
トレーニング方法
- 今日、自分が行った中で最も印象に残っている選択について書き出す
- それについて満足度を10点満点で評価する
- なぜその点数になったのか、理由を書く
- 視点を変えて、今回の選択を長期的に見た場合のメリットを評価する
自分の行動を客観的に振り返る訓練にもなるので、一日の終わりに実践してみましょう。
例えば、私がやったのはこんな感じです。
- 今日は加工食品を一切使わず料理をすることができた
- パレオさん推奨の食材を使えたので9点
- ちょっと時間がかかってしまったのでマイナス1点。もう少し楽にできる方法を考える
- 体にいい食材を使い、悪い食材を使わないことで、生活習慣病を予防できる
こうして書くと、「自分は今日健康いい行動をできたんだな」と振り変えることができます。
しかし振り返らないと、「ちょっとめんどくさかったな」というネガティブな記憶しか残らず、継続は難しくなるどころか加工食品をまた食べ始めて健康に害のある食生活に戻ってしまうかもしれません。
そうした感情を律する効果も、このトレーニングにはありそうです。
【後悔しない超選択術】感情に振り回されないための3つの方法
感情に振り回されないための3つの方法
- 衝動や誘惑に勝てるよう自分ルールを決めよう
- 「10-10-10」の考え方を利用しよう
- プランを建てるときは「超明確」にしよう
先程、「めんどくさい」が合理的な選択をする上で大きな障害になるという話をしました。他にも、
- 「今日は仕事で疲れたからやりたくない」
- 「ダイエットするって決めたけど今日は甘いものを無性に食べたい」
このような感情に振り回された経験が誰しも一度はあるでしょう。
合理的な判断をするためには、衝動性や感情とうまく付き合っていく必要があります。
ここでは、それらをコントロールするための方法を3つ紹介します。
1. 衝動や誘惑に勝てるよう自分ルールを決めよう
自分ルールなので正解はありませんし、行動していくうえでどんどん修正可能です。
例えば、こんな感じです。
行動:ボイトレを毎日行う
対応:帰宅して椅子に座った時点で、練習する時間を決める(20-21時など)
行動:加工食品を一切使わない生活を送る
対応:すぐに食べられる非常食を3つストックしておきそれを食べる、冷凍を活用する
このように設定しておくと、帰宅中「あーだめだこのあとボイトレやりたくない」という感情になったとしても、決めたルールに則って行動すれば結果的にボイトレができますよね。
そして対応は、より行動が明確になるように設定するのがポイントです(このあとでも解説します)。
2.「10-10-10」の考え方を利用しよう
・この選択をして10分後に自分がどう変わっているか
・10ヶ月後に後悔しないかどうか
・10年後に自分は幸せになっているのかを考えよう
というものです。
些細な選択だけではなく、重要な選択をするときにも目先の利益や衝動、欲求などに影響を受けてしまいます。
だからこそ、短期・中期・長期の3つの未来の視点から選択肢を見極めていくことが大切なのです。
3.プランをたてるときは「超明確に」しよう
なぜかというと、逆に明確でないプランは脳が他の選択肢を選ぶ余地を与えられてしまうからです。
脳にとってわかりやすいプラン、それが「超明確なプラン」なのです。
なので、私の場合は「家から帰ってきたら1時間ボイトレをする」というプランをこのように変えました。
変更後
- 家から帰ってきたらシャワーを浴びて、その後椅子に座る
- 椅子に座ったら、デスクに置かれているボイトレの資料を目の前に持ってくる
- タイマーを1時間に設定し、ボイトレを始める
- タイマーが鳴ったらボイトレを終了し、明日のボイトレのメニューを決める
ただ「家から帰ってきたら1時間ボイトレをする」というプランより、こちらのほうが断然実行に移しやすい感じがしますよね。
習慣化にも役立つ方法ですから、もし「どうしても習慣にできないことがある」というときにはこの方法を使ってみてはいかがでしょう。
「後悔しない超選択術」を読んだら行動が変わります
人生は選択の連続です。選択を合理的に行い後悔をなくすというのは、突き詰めると人生を後悔なく生きるために必須のスキルなのではないでしょうか。
本書では、今回紹介した以外にも日常生活で役立つ知識が掲載されています。
例えば、、、
- 合理的スタイルに近づく5つの習慣
- 「マキシマイザー」と「サティスファイザー」
- 後悔しない選択をするための習慣
- 選択力を鈍らせる5つの落とし穴
それこそ、本書を「読む・読まない」というのも選択の一つですが、私は「読む」という選択をしたことに何一つ後悔がありません。
本書を読んだことで、合理的な選択をできる準備が整ったからです。
この記事を最後まで読んでくださった方にもきっと役立つ本だと思いますので、ぜひ手にとってみてはいかがでしょうか!
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