こんにちは、にこやです。
ちょうど一年前、人間関係にゴリゴリにやられてました。
そんな時にであった本が、D・カーネギー著作『人を動かす』。
考えながら、是非読んでください。
今回は、『人を動かす』の内容について私なりのまとめを述べていきます。
人間関係に悩む人に一番読んでほしい本
D・カーネギー著作『人を動かす』あらすじ&まとめ
『人を動かす』は、「1~4部+おまけ」という構成でまとめられています。
本書の目次
- ①人を動かす三原則
- ②人に好かれる六原則
- ③人を説得する十二原則
- ④人を変える九原則
- まとめ
人は自分の成長や好みにしか関心がないことを理解すると、ぐっと楽になる。
これが肝です。それでは見ていきましょう。
①人を動かす三原則
そんな風に思ったこと、ありませんか?
本書ではどのようなポイントで対話していくべきかが紹介されています。
あなたってすごい!
人はどんなに間違っても自分に非があるとは思いたがりません。
つまり、非難・批判は反抗心をあおるだけ。一利もありません。
人を動かすためには「自己の重要感」を与える、感じさせることが最も大切。
そのために必要なのは、心からの「すごい!」です。賞賛の価値は大きい。
「それをやりたい」という欲求を刺激しよう
人の行動のもとには必ず「それをやりたい」という欲求があります。
その欲求を呼び起こすには、「相手は何を望んでいるか」を考えると◎
人は自分自身のこと、自分の解決したいことには大きな関心を持っています。
なので、自分に関心のあることを話題に出されたら思わず
といとも簡単に誘導できるでしょう。
②人に好かれる六原則
そう思うのは、人の常です。
なので、人に好かれるポイントを押さえておきましょう。
人は自分自身にしか関心がない
人はひたすら自分自身に関心を持っています。
そのため、自分に関心が向けられることがなによりも嬉しいのです。
人は自分に関心を持ってくれる相手を、好意的に感じます。
「名前」を呼ぶ
関心は、「名前を呼ばれる」ことでも感じることができます。
名前は、その人にとって、最も快く最も大切な響きを持つ言葉だからです。
「あなたに関心があります」という姿勢を示すことが重要。
そのためには相手に深い関心を寄せることが必要。
会話するとき、その内容は「相手の好みであること」か「相手自身のこと」であるとなお良いですね。
また、笑顔でいること、常に相手の話をじっくりと聞く姿勢を忘れないことも大切です。
「自分に関心を寄せてくれる人々に関心を寄せる」byパブリアス・シラス
「人と話をするときは、その人自身のことを話題にせよ。そうすれば、相手は長時間でもこちらの話を聞いてくれる。」byディズレーリ
③人を説得する十二原則
自分から話すときは、穏やかに話して相手の攻撃の姿勢をゆるめましょう。
説得≠言い負かす
議論は無意味、口論もNGです。
相手の話を最後まで聞き、とにかくしゃべってもらうことが大切。
「イエス」と言わせよう
「イエス」と答えられるような質問・誘導の仕方が理想です。
そうすれば話を肯定的に動かすことができます。
自分が教えるのではなく、相手が自分の力でそれに気づけた、と感じられるように誘導するのも大切。
人から押し付けられた意見より、自分で思いついた意見をはるかに大切にできるからです。
「バケツ一杯の苦汁よりも一滴の蜂蜜の方が多くのハエがとれる」byリンカーン
④人を変える九原則
相手が間違った行為・考え方をしていてそれを正したいとき、その方法は2つあります。
- ①注意・命令する
- ②良い評価・期待を与える
①注意・命令する
まず相手をほめることが必要です。
誉め言葉の後に「でも」ではなく「そして」と繋げましょう。
また「私もできていないが、」といった謙虚な言葉があると受け入れられやすいです。
決して命令していはいけません。
命令したいことがあれば、その行動に結びつけられるように「こう考えたらどう?」と質問の形をとりましょう。
②良い評価・期待を与える
自分に向けられた誉め言葉、高評価、期待は、自尊心を高められる。
加えて、それらを裏切りまいと努力することにもつなげられます。
まとめ
『人を動かす』を簡単にまとめると
- 人は、自分自身にしか関心をもっていない
- 自尊心を傷つけるような行動は、自分にも相手にもデメリット
- とにかく、ほめてほめてほめよう
こんな感じです。
さて、冒頭での問いの答えは見つかったでしょうか。
ここで紹介したのは、私が感じたことのほんの1部です。
何かしらに悩み、改善したいからこそ、読んで価値が生まれます。
自分だけの価値を、見つけてみてください。
コメント